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アウディ『R8』現行最後のスペシャルモデルか? パフォーマンスパーツをフル装備

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アウディのフラッグシップスポーツ『R8』の開発車両を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

初代R8は2006年に発売、2016年に現行型となる第2世代へバトンタッチされ、2019年には後輪駆動モデル「R8 V10 RWD」を投入。昨年はさらなる高性能モデル「R8 V10パフォーマンス」が導入されている。

豪雪のスカンジナビアで捉えた車両は、フロントフェンダーにカナードやリップスポイラーなど、あらゆるパフォーマンスパーツが装着されている。基本的には以前のバージョンと同じだが、フロントのリップスポイラーが少し異なっているようだ。

さらにボディ左側を見ると、ピラー部分にワイヤーがテープで固定されていることがわかる。サイドガラスのアンテナからも別のワイヤーがあり車内へと繋がっているが、おそらく何らかのテレメトリ(遠隔測定)が収集されているのだろう。ただし、それが温度など基本情報なのか、それ以上の何かなのかは不明だ。

R8の次世代型はフルエレクトリックモデルとして生まれ変わると予想されているが、現行世代が生産終了する前に少なくとも1つのスペシャルモデルの計画をもっていると伝えられている。噂では、サーキットに焦点を当て、RWDセットアップを備えたハードコアモデルと言われ、車名は「R8 RWD GT」が候補に挙げられているようだ。

2022年内には、このプロトタイプの正体が見えてくるはずだ。