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アウディ Q3 新型、230馬力ターボの「45 TFSI」を欧州で設定
アウディは11月28日、新型『Q3』(Audi Q3)にトップグレードとして、「45 TFSI」を欧州で設定すると発表した。
45 TFSIグレードには、直噴2.0リットル(1984cc)直列4気筒ガソリンターボエンジンの高出力版を搭載する。最大出力は230hp/5000~6700rpm、最大トルクha35.7kgm/1500~4400rpmを引き出す。
トランスミッションは7速「Sトロニック」、駆動方式は4WDの「クワトロ」だ。45 TFSIグレードは、0~100km/h加速6.3秒、最高速233km/hのパフォーマンスを発揮する。燃費は複合モードで13.2km/リットル、CO2排出量は167g/kmと公表されている。
オフロードではフルタイム4WDのクワトロシステムが、優れたトラクションと安定性を実現する。オプションの「ヒルディセントコントロール」は、ボタンを押して起動し、急坂を下る際に設定した速度を維持する。ドライバーは、「アウディドライブセレクト」ダイナミックハンドリングシステムを使用して、運転状況、道路状況などに応じて、走行特性を変化させることが可能だ。このシステムは、快適性重視、効率重視、スポーツ性重視など、6種類のモードを用意する。
オプションのダンパーコントロール機能も、このモード切り替えに同調して特性が変わる。この場合、センサーは4輪のストロークと車両の前後左右の加速度を測定し、ダンピングレートを適切に変化させる。これにより、ドライビングダイナミクスが強化され、快適性が引き上げられる。
「Sライン エクステリアパッケージ」には、スポーツサスペンションが標準装備だ。このサスペンションは、より硬めのスプリングとダンパーを備え、プログレッシブステアリングも装備される。このシステムはステアリングの操舵角が増すにつれて、よりダイレクトなレシオに変化させ、俊敏なハンドリングを追求している。