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グーグルの自動運転車、最新フルラインナップ発表へ…米イベント

  • 《photo by Waymo》
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  • 《photo by Daimler》

グーグルの自動運転車開発部門のウェイモ(Waymo)は12月23日、米国ラスベガスで2022年1月5日に開幕するCES 2022への直接参加を見合わせると発表した。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大に配慮し、オンラインでCES 2022に参加する。

ウェイモはCES 2022において、「Waymo Driver」と呼ばれる自動運転システムの最新版を搭載する車両のフルラインナップを初公開する予定だ。Waymo Driverの第5世代では、検出性能を向上させる改良を施しているのが特長。ライダー(LiDAR)、カメラ、レーダーなどの性能は引き上げられ、それぞれの機能と安全性を最大限に引き出すために、最適な場所にレイアウトし直した。

第5世代の自動運転システムでは、ルーフ上のドームにLED照明を追加した。これにより、ライダーが昼夜を問わず、車両の周囲の物体を識別し、複数の自動運転車が待機している場合でも、どの車両であるかを確認するためのメカニズムとして機能する。

また、従来型では、コンピューターがトランクスペース全体を占有していた。しかし、第5世代の自動運転システムでは、コンピューターを小型化し、トランク床下に搭載することを可能にしている。

なお、ウェイモがCES 2022で初公開する予定の最新自動運転車のフルラインナップには、ジャガー『I-PACE』や、フレートライナー『カスケイディア』が含まれる、としている。