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復活のワーゲンバス、キャンパー派生が確定…VWが『ID.カリフォルニア』開発中

  • 《photo by VW》
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フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は12月9日、フォルクスワーゲンブランドの新世代EVシリーズの「ID.」シリーズに、新たな派生モデルとして、『ID.カリフォルニア』を開発していると発表した。

ID.カリフォルニアは、2022年に発表予定の新型EV、『ID.BUZZ』の派生モデルとなる。ID.BUZZは、ID.シリーズに加わるミニバンだ。ID.シリーズの電動SUVクーペ、『ID.5』と『ID.5 GTX』の11月3日のワールドプレミアの場で、ID.BUZZのプロトタイプが初公開されている。

「カリフォルニア」とは、フォルクスワーゲンブランドのキャンピングカーに付される名称だ。例えば、フォルクスワーゲンは2019年、『グランドカリフォルニア』を欧州市場で発売した。フォルクスワーゲンの商用車、『クラフター』をベースにしたキャンピングカーだ。

グランドカリフォルニアでは、全長6m級のボディが生み出す広い室内空間が特徴。キッチンやベッドルーム、トイレをはじめ、シャワーや洗面台付きのバスルームが装備される。バスルームのサイズは、840mm×800mm。キッチンには、冷蔵庫、ガス炊飯器、シンク、各種収納が装備される。水タンクは容量が110リットル。

オプションで、パノラマ天窓を装備した子供向けの二段ベッドを用意。リアの自転車ラック、収納可能なキャビン用テーブルと椅子などを設定する。標準装備のガスコンロは、ディーゼル発電による電力で作動するシステムに変更することもできる。