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ジープ レネゲード 、オフロード性能を強化…2022年型を米国発表

  • 《photo by Jeep》
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ジープブランドは11月12日、レネゲード(Jeep Renegade)の2022年モデルを米国で発表した。

米国向け2022年モデルには、「スポーツ」、「ラティチュード」、「リミテッド」、「トレイルホーク」の4グレードがラインナップされる。スポーツ以外の3グレードは、駆動方式が4×4のみの設定となる。

◆グロスブラック仕上げの新パッケージ

2022年モデルには、「アルティチュード」パッケージを用意する。このパッケージでは、エンブレム、グリルリング、デイタイムランニングライト、ドアミラー、18インチアルミホイールなどを、グロスブラックで仕上げた。

インテリアも、グロスブラック基調。デラックスクロスまたはレザートリムシートが選べる。スキーグレーのアクセントステッチと、ブラックヘッドライナーが採用された。

GPSナビゲーション付きの8.4インチタッチスクリーンディスプレイが、スポーツとラティチュードグレードに標準装備された。リミテッドグレードには、新たに専用フロントグリル、フォグランプ、ドアミラーカバー、18インチアルミホイールなどが装備されている。

2022年モデルのボディカラーには、アルパインホワイト、 ビキニブラック、コロラドレッド、グラファイトグレー、スレートブルー、スティンググレーを用意した。内装色は、トレスパスブラック、ブラックレザー、ブラック/スキーグレーレザー、ブラックとルビーレッド(トレイルホーク)が選べる。

◆最大出力177hpの1.3リットル直4ターボエンジンに9速AT

2022年モデルには、直噴1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力は177hp、最大トルクは29kgmを引き出す。9速ATと組み合わせて、燃費性能を高め、CO2排出量を削減している。

トレイルホークグレード以外には、アクティブグリルシャッターが付く。エンジンストップスタート(ESS)テクノロジーも搭載されており、燃費性能を追求する。

コネクト面では、Apple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」を採用した「Uconnect4C NAV」8.4インチタッチスクリーンラジオ、ナビゲーション、HDラジオ、Bluetoothハンズフリー通話、音声コマンド、ストリーミングオーディオ、「SiriusXM」ラジオなどが用意されている。

◆クラス最高のオフロード性能を追求した「トレイルホーク」

「Jeep ActiveDrive」システムと「ActiveDrive Low 4×4」システムには、「Jeep Selec-Terrain」システムが採用された。4×4システムは、オート、スノー、サンド、マッド、ロック(トレイルホーク専用)の最大5モードを備える。オンロードやオフロード、あらゆる天候条件でのパフォーマンスを高めているという。

トレイルホークグレードは、ActiveDrive Low 4×4システムでクラス最高のオフロード性能を追求する。21対1のクロール比、約220mmの最低地上高、スキッドプレート、赤い前後フック、最大8.1インチのホイールアーティキュレーション、ヒルディセントコントロールを持つ。最大渡河水深は48cm以上を確保している。

レネゲードの2022年モデルでは、4×4モデルセグメント唯一の「ディスコネクトリアアクスル」とパワートランスファーユニット(PTU)により、燃費を最適化した、と自負する。4×4モデルは最大およそ900kgの牽引能力を持つ。頑丈なボディに、クラス最高のオフロード性能を実現するように設計されており、クラス最高のアプローチアングルとデパーチャーアングルを備えているという。

2022年モデルには、セグメント初の前面衝突警告プラスとレーンセンスデパーチャー警告プラスを含めて、70以上の先進運転支援システム(ADAS)を標準またはオプションで装備できる、としている。