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MINI史上最強か、「JCW GP」コンセプトの量産化を決定…2020年に市販へ
BMWグループのMINIは11月20日、MINI『ジョンクーパーワークス(JCW)GPコンセプト』(MINI John Cooper Works GP Concept)を、2020年の市販に向けて量産化することを決定した、と発表した。
MINIジョンクーパーワークスGPコンセプトは2017年9月、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2017で初公開された。オリジナルの『miniクーパー』は、1964年、1965年、1967年の3回、モンテカルロラリーで総合優勝を成し遂げた。ジョンクーパーワークスGPコンセプトは、およそ50年前のモンテカルロラリーでの伝説的な勝利にインスパイアされたデザインスタディモデルだ。
ベース車両はMINIの『ハッチバック』だ。前後の大型バンパー、サイドスカート、大型ルーフスポイラーが迫力のフォルムを作り出す。素材にはカーボンファイバーを使用し、重量増を最低限に抑えた。ロールケージが装着された室内は、最新のコネクティビティを導入する。デジタルインストルメントクラスターとヘッドアップディスプレイが、状況に応じて適切な情報をドライバーに届ける。MINIならではの丸型デザインのセンター大型ディスプレイは、タッチパネル方式で、各部のデジタル調整を可能にしている。
MINIは今回、このジョンクーパーワークスGPコンセプトを、2020年の市販に向けて量産化することを決定したと発表した。そのスペックは現時点では明らかにされてないが、MINI史上、最強モデルとなりそうだ。