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スバル WRX STi に史上最強の354馬力、ダイヤモンドエディション…30台を南アで

SUBARU(スバル)は11月14日、『WRX STi』(Subaru WRX STi)に「ダイヤモンドエディション」を設定し、南アフリカ市場で限定30台を発売すると発表した。

ダイヤモンドエディションは、1988年に設立されたSTI(スバルテクニカインターナショナル)の30周年を記念した限定モデルだ。史上最強かつ最速の「STi」を目指して開発された。

2.5リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンは、エンジンコンピュータのマッピングの変更やパフォーマンスエグゾーストシステムの装着などのチューニングを受けた。その結果、最大出力354ps/4500rpm、最大トルク47.3kgm/4000rpmを引き出す。354psのパワーは、STI史上最強という。

トランスミッションは6速MTだ。ダイヤモンドエディションの動力性能は、0~100km/h加速が5.03秒で、ベース車両のWRX STiに対して、0.7秒短縮した。0~160km/h加速は13.7秒で、WRX STiよりもおよそ1秒速い。最高速は255km/hに到達する。

外観はハイビズイエロー塗装のフロントリップスポイラー、サイドスカート、リアアンダースポイラーを装着した。フロントの車高は10mmダウン。Yデザインの19インチアルミホイールに、245/35R19タイヤを組み合わせる。STiエンジンブレースも装備した。ブレーキはブレンボ製で、制動力を引き上げている。