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VW T-Roc 改良モデルをスクープ!「Rライン」は何が変わる?

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VWのコンパクトクロスオーバーSUV、『T-Roc』改良新型プロトタイプを再びカメラが捉えた。

初代T-Rocは2017年に発売、日本市場には2020年に導入。当初はディーゼルエンジンを搭載する「TDI」のみだったが、2021年5月よりガソリンエンジンの「TSI」も導入を開始している。

T-Rocはすでに次世代型の開発も進められているが、2027年まで現行型が販売される予定のため、ここで最初の大幅改良が執行される。

今年の夏のはじめに「T-Roc」「T-Rocカブリオレ」と「T-Roc R」の改良新型をスクープしていたが、今回のプロトタイプでは、エアガイドのようなものを備えるコーナーエアインテーク、後部には大型のエアアウトレット、新設計のデュアルエキゾーストパイプ、低光沢のブラックディフューザーなどを備えており、「R-Line」モデルと思われる。

そのほか、ラジエーターグリルが変更されているほか、デイタイムランニングライト、テールライトは今後着手されるはずだ。またリアゲートのステッカーや、各ホイールに取り付けられた追加の測定機器から、このプロトタイプがブレーキシステムのキャリブレーションを実行していることがわかる。

パワートレインは最高出力148psを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力188psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボなど、ガソリン、ディーゼルともにキャリーオーバーされる見込みで、すべて7速DCTユニットと組み合わされる。

VWは現段階でT-Rocのフェイスリフトに関して詳細を明かしていないが、2022年春には「T-Roc」、及び「T-Roc R-Line」を発売、最強の「R」は2022年秋以降となるだろう。