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謎のアストンマーティン DBX、その正体は噂のV12モデルなのか?
アストンマーティンのクロスオーバーSUV、『DBX』と見られる謎の開発車両をニュルブルクリンク付近で目撃した。
DBXは、同社初のクロスオーバーSUVとして2019年に誕生。今後数年間で、ハイブリッド、パフォーマンスモデル、クーペ、PHEVなど6つの派生モデルをラインアップすることを計画していると言われる。
捉えたプロトタイプは、フロントバンパーの大部分がカモフラージュで覆われているが、エアインテークが拡大され、グリルパターンが現行型と異なって見える。さらにLEDデイタイムランニングライトのグラフィックも刷新されている様子が伺える。
現行型のパワートレインは、メルセデスAMGから供給された4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。9速オートマチックトランスミッション、全輪駆動システムの搭載を標準とする。最高出力は550ps、最大トルク700Nmを発揮。またSUVながら0-96km/h加速は4.3秒、最高速度291km/hを誇る。
撮影したカメラマンは、V型12気筒エンジン搭載モデルの可能性を指摘したが、車両ナンバーに基づいて調査を行ったところ、内部にはV型8気筒エンジンを積んでいることが発覚した。ということは、発売から2年が経過したタイミングからも、初の大幅改良モデルの可能性が高そうだ。若干のパワー向上が予想される。
Spyder7は先月、DBXのマイルドハイブリッドバージョンを捉えているが、派生モデル第一弾として2021年内にデビューが期待されている。さらに2022年後半には、V型8気筒エンジンを搭載したプラグインハイブリッドモデルが登場予定だが、改良新型のデビュー時期は定かではない。