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BMW 8シリーズクーペ、大幅改良で初の電動化か? プロトタイプをスクープ
BMWのフラッグシップ2ドアクーペ、『8シリーズ』改良新型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
初代8シリーズクーペは、「世界一美しいクーペ」と称された『6シリーズ』の後継モデルとして1990年に登場。プロ野球の読売ジャイアンツやニューヨークヤンキースで活躍した、松井秀喜選手がジャイアンツ時代に所有していたことでも知られる。
現行型となる第2世代は2018年に発売。2019年には「コンバーチブル」、2020年には4ドアの「グランクーペ」がラインアップに加わっており、これが初の改良新型となる。
捉えたプロトタイプは、フロント&リアを厳重にカモフラージュされており、大幅にデザインが刷新されることを示唆している。ヘッドライトユニットは現行モデルと同じだが、今後刷新される可能性があるほか、グリル、下部インテークなども新設計となるだろう。後部ではエアアウトレット、バンパー、LEDテールライトのグラフィックが刷新されると思われる。
キャビン内では、現行の10.25インチより大きなインフォテインメントディスプレイを搭載し、新世代のiDriveインターフェイスが採用される可能性がありそうだ。
現行型のパワートレインは最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーを搭載する「840i」をはじめ、最高出力530psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボ搭載の「M850i xDrive」などがラインアップしている。改良新型では初の電動化としてマイルドハイブリッドが組み合わされるとも噂される。
8シリーズクーペ改良新型のデビューは、2022年後半と予想される。