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BMW X1 次期型の湾曲デジタルコックピットを激写!「iX1」より小さめ?
BMWのエントリー・クロスオーバーSUV、『X1』次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えるとともに、その内部をスクープサイト「Spyder 7」のカメラが捉えた。
キャッチした開発車両はこれまででもっともカモフラージュが軽く、完全に新設計されたボディながら、一見してX1と認識できる。プロトタイプには、プロダクション用ヘッドライトやLEDテールライトが装備され、「X5」に似た大きなキドニーグリルと3シリーズに似たLEDデイタイムランニングライトも確認できる。また現行型と比較して強い傾斜を持つリアウィンドウ、際立つフェンダー、角張ったホイールアーチも特徴的だ。
初めて撮影されたキャビン内には、湾曲したパネルの下にデジタルインストルメントクラスタと、インフォテインメントスクリーンを組み合わせたデジタルコックピットが初搭載される。これはフルエレクトリックSUV「iX」のダッシュボードと似ているが、X1はエントリーレベルのSUVであるため、基本仕様バージョンは少し小さいディスプレイとなる。
さらに、統合されたボタンを備える新設計の3スポークステアリングホイール、センターコンソールのスリムでワイドなエアベントなども確認できる。
次期型では、2シリーズ アクティブツアラーを支える「UKL/FAAR」プラットフォームの進化版が採用される。これは「X2」次期型や今後発売されるBWMグループのすべてのFWDベース車両に採用されることになるだろう。
車内コード「U11」と呼ばれる次期型は、燃焼エンジン、プラグインハイブリッド、そして「iX1」と呼ばれるフルエレクトリックの3つのバージョンが用意される。EVバージョンに関しては、中国市場向け第一世代のX1をベースにした電動モデル「Zinoro1E」が存在していたが、次期型ではいよいよグローバルモデルとして発売されることになりそうだ。また駆動方式は前輪駆動と「xDrive」全輪駆動が設定される。
X1は、EVモデルの『iX1』とともにドイツのレーゲンスブルク工場で生産され、2022年に発売されると予想される。