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メルセデスベンツの新型ミニバン『シタン』、車中泊仕様でデビュー
キャンピングカーや車中泊といったバンライフが流行している。とくに外寸が乗用車と近い大きさのキャンパーバンが人気だ。日本だけなく欧州でも人気が高まっており、メルセデスベンツは新型ミニバン『シタン』(Mercedes-Benz Citan)の車中泊仕様を、27日から独デュッセルドルフで開催中のキャラバンサロンに出展した。
近年のメルセデスベンツは、さまざまなサイズのバンを架装ベースとして提供し、大型のモーターホームから小型のキャンパーバンまで、キャンピングカー市場で成長している。この分野での新顔が、シタンだ。ミニバンのシタンがひろく一般にお披露目される機会は、キャラバンサロンが初めてで、デュッセルドルフに展示された車体はプロトタイプのステータスとなっている。
毎日使う車があっという間にマイクロ・キャンパーバンに変身する、というのがシタンのクラスで主流となっているキャンピングカーの架装トレンドで、車載用ファニチャーモデュールを適宜着脱するのが主流だ。2021年のキャラバンサロンでメルセデスベンツは、車載用ファニチャーメーカー大手であるヴァネッサ・モビルキャンピング社製のキッチンとベッドをシタンに装備して、展示した。