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ランボルギーニ カウンタック 新型、限定112台の数字の意味
ランボルギーニは8月13日、『カウンタックLPI 800-4』(Lamborghini Countach LPI 800-4)を発表した。「カウンタック」(クンタッチ)の名前を持つ車としては2代目。新型は、初代登場の50周年を記念して、世界限定112台が生産される。
新型カウンタックのパワートレインはハイブリッド。6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力780hp/8500rpm、最大トルク73.4kgm/6750rpmを発生する。48Vのモーターは最大出力34hpを発生し、エンジンとモーターを合わせたシステム全体では814hpになる。これに7速「ISR」トランスミッションが組み合わされ、0~100km/h加速2.8秒、0~200km/h加速8.6秒、最高速355km/hのパフォーマンスを可能にするという。
新型の生産台数は112台の予定だ。もとより数を売る車ではないスーパーカーだから数字が小さいのはわかる。だが、なぜ「112」と刻んできたのか。100や200ではなく、110や120でもない。何か意味がありそうだ。
日本でスーパーカーブームの象徴ともなった初代カウンタックは、1971年に発表されている。これの社内コードネームが「LP112」だった。この数字にちなんで、新型の限定販売台数を112台にしたわけだ。