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トヨタ クラウン、次期型でもセダン存続へ!ついにFF化?SUV版の計画も

  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
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  • 《写真提供 トヨタ自動車》
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  • 《photo by Toyota》

トヨタを代表する高級セダン『クラウン』。昨今のセダン不振から、次期型はSUV化するとの報道もあり話題となったが、セダンとしてのクラウンは存続する方向で開発が進んでいるという。スクープサイト「Spyder7」が入手した情報をもとに、次期型クラウンの姿を紐解く。

◆発売は2022年? わずか4年でモデルチェンジか

初代クラウンは1955年(昭和30年)に発売。以来、トヨタのフラッグシップセダンとしてその伝統を受け継ぎ、現行モデルは2018年に登場した15代目だ。時代ごとに革新をおこなってきたクラウンは、現行モデルでTNGA「GA-L」プラットフォームを採用し、若返りを図りクーペスタイルに変更された。また日本市場専用モデルでありながらドイツ・ニュルブルクリンクで走りを磨くなど、欧州勢を意識したクルマづくりがおこなわれたことも話題となった。しかし、発売翌年から販売台数の減少が進み、その存在が危ぶまれている。

そこで出てきたのが「クラウンSUV化」報道だ。たしかにクラウンのネームバリューに流行のSUVを融合させることのメリットは大きいと思われるが、国産上級セダンの代名詞ともいえるクラウンだけに賛否両論が巻き起こった。

とろがそんな噂をよそに、どうやらセダンは存続する方向で開発が進んでいるという。次期型クラウンの発売時期は2022年内とも噂されており、現実ならわずか4年という短いタームでの世代交代となる。それだけトヨタの危機感も強いということだろうか。

◆ついにFF化!SUV版「クラウン クロス」も?

最大の注目は、長年親しまれてきたFR駆動からFF駆動への変化だ。これにより居住空間が大幅に向上するとみられる。写真のエクステリアデザイン画像は予想をもとにしたCGだが、FFながらフロントが低く、Cピラーを寝かせたクーペスタイルは継承されるだろう。フロントグリルは大型化され、クラウンらしさを残しつつもアグレッシブな路線を進化させる。キャラクターラインを強調させ、より力強いデザインとなりそうだ。

パワートレインは、2.5リットル直列4気筒エンジン+電気モーターのハイブリッドをアップデートし搭載。3.5リットルV型6気筒のハイブリッドは消滅する方向で調整されているようだ。

また、2021年の上海モーターショーでは、クラウンブランドのSUVとして「クラウンクルーガー」が発表された。これが報道のクラウンSUVかと思われたが、これとは別にクラウン次期型には派生モデルとなる「クラウン クロス」(仮称)が計画されているようだ。

次期型クラウンのデビューは2022年内、クラウン クロスのワールドプレミアは、2023年内と予想される。