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【ジープ コンパス 改良新型】大刷新でも価格上昇は最小限、進化したコンパクトSUV[詳細画像]
ジープのコンパクトSUV『コンパス』がマイナーチェンジ。エクステリアの変更だけでなく、インテリアを一新。安全装備や快適装備を新たに加え、商品力を高めている。
◆内外装デザインの刷新、最新インフォテインメントシステム搭載
外装はフロントとリアを中心にデザインを刷新。ジープを象徴するセブンスロットグリルの下には、直線的な開口部が設けられた。ヘッドライトはフルLEDヘッドライトが全車に標準装備し、リアにもLEDライトを採用。デイタイムランニングライトを内蔵しており、被視認性を高めた。
内装は、インストルメントパネル、センターディスプレイ、センターコンソール、ドアパネルを一新。大きくイメージを変えている。
センターディスプレイには、10.1インチ(スポーツは8.4インチ)の大型タッチスクリーンを採用し、第5世代の「Uconnect 5」を搭載。最新のプロセッサの採用により処理速度が大幅に向上し、Apple CarPlayやAndroid Autoをより快適に使用できる。メータークラスターは、フルカラー10.25インチマルチビューディスプレイ(スポーツは7インチ)を採用している。
◆安全・快適機能は大幅に充実させながらも、価格上昇は最小限に
安全面は新装備として、前面衝突警報、歩行者・サイクリスト検知機能付衝突被害軽減ブレーキ、ブラインドスポットモニター、車線逸脱警報の他に、死角にいる併走車との衝突回避を図るためにステアリングを自動補正する、ジープ初の「アクティブレーンマネジメントシステム」が全グレードに標準設定。
◆大刷新でも価格上昇は最小限、3グレードの違い
ラインアップは従来同様「スポーツ」、「ロンジチュード」、「リミテッド」の3グレードが設定されている。
「スポーツ」は、オートヘッドライト、リアディープティンテッドガラス、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、Parkviewリアバックアップカメラが標準装備。安全・快適機能が底上げし装備を充実しながらも、従来モデルとの価格差は10万円に抑えている。
「ロンジチュード」と「リミテッド」には、フロントカメラが道路標識を読み取り、必要に応じてドライバーに通告するトラフィックサインレコグニション、自動的に法定速度を認知し走行速度を制御するインテリジェントスピードアシスト、信号待ちなどでブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持するオートブレーキホールドを装備。
さらに「リミテッド」(写真のモデル)には、車両の周囲の状況を車内のタッチスクリーンに映し出すサラウンドビューカメラ、ドライバーの注意力低下や無反応を検知して警報を発するドライバーアテンションアラートも搭載。いずれの装備もジープブランドでは初搭載となる。従来モデルとの価格差はロンジチュードは2万円、リミテッドは1万円に抑えている。
コンパスの価格は、346万円から。