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BMWのデザインが変わる!? 『X7』改良新型、上下二段のヘッドライトがくっきりと
2018年にワールドプレミアを飾ったBMWの最上級SUV『X7』が、まもなくマイナーチェンジを迎える。今回スクープした最新のプロトタイプ車両からは、これまでベールに包まれていたフロントマスクの片鱗が見えてきた。
これまで目撃されていたプロトタイプ車両は、ヘッドライトが従来と比べるとかなり低い位置に装着されているように見えたことから、上下二段のスプリットヘッドライトが採用されるのではと噂されていた。
今回ドイツ市街地で目撃された車両はカモフラージュが残るものの、上部のインジケーターとLEDデイタイムランニングライトがはじめて露出。下部にメインヘッドライトが配置されている。今後は新たなフラッグシップの顔として『7シリーズ』や『X8/XM』にも採用されることが濃厚だ。
またライトが低い位置にあるだけでなく、グリルがわずかにワイド化され、ボンネットフードも新設計されている。後部ではLEDテールライトのグラフィックが刷新されるほか、バンパーもリフレッシュ。現在「X7 M50i」では、クワッドエキゾーストパイプが両サイドに2本づつ、1つのフィニッシャー内に収納されているが、このプロトタイプでは2本が区切られている。
内部の様子は不明だが、『iX』や『i4』に搭載される最新の湾曲ディスプレイセットアップの導入も期待できるだろう。
パワートレインは、最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンや、最高出力530psを発揮する4.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンなどがキャリーオーバーされると予想される。クワッドターボディーゼルの「M50d」は近日中にラインアップから外され、プラグインハイブリッドの「M45e」にとって代わるほか、フラッグシップモデルとして「M60i」が新たに設定されると噂されている。
BMWデザイン革命となるX7改良新型のデビューは2022年初めと予想される。