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AZAPAと愛知県西尾市、アートの島で自動運転モビリティの実証実験を計画

  • 《写真提供 AZAPAエンジニアリング》

AZAPAエンジニアリングは、愛知県西尾市と事業連携協定を締結し、同市・佐久島にて自動運転モビリティ(仮称:パワースクーター)を活用した実証実験を行うと発表した。

佐久島は三河湾に浮かぶ人口200人あまりの小さな島。1996年からアートによる島おこしに取り組み、島内一円に展示されたアート作品を巡るスタンプラリーなどが楽しめる。しかし、佐久島には公共交通がなく、島民の高齢化も進むなど課題も多い。一方、AZAPAエンジニアリングでは、免許返納後の高齢者や過疎地域における交通弱者の移動課題の解決を目的とし、誰もが気軽に、安全に活用できるパワースクーターの開発を進めている。

今回、AZAPAエンジニアリングと西尾市は、「島民の移動手段」「佐久島の魅力向上・活性化」「佐久島におけるSDGsの推進」などで事業連携協定を締結し、年内に佐久島にて自動運転試験を含めたパワースクーターの実証実験を実施。島民の移動手段を確保し、安全・安心な暮らしを推進するとともに、観光施策の一環として、新たな交通手段の活用を通じた活性化を目指していく。