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トヨタ、プリウス 4万台に改善対策…自動ブレーキの作動が遅れる可能性
トヨタ自動車は7月7日、『プリウス』の衝突回避支援システムに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは、2020年6月17日~2021年6月1日に製造された4万0941台。
対象車両は、衝突回避支援システムにて、プリクラッシュブレーキアシスト制御プログラムが不適切なため、前方に衝突の可能性がある車両を検知した際、警報および警告表示は正常に作動するが、運転者のブレーキ踏力が弱いと、ブレーキアシスト作動が遅れる場合がある。
改善対策として、全車両、プリクラッシュブレーキアシスト制御プログラムを対策仕様に修正する。
不具合および事故は起きていない。社内からの情報により改善対策を届け出た。