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ホンダ ステップワゴン 次期型、登場は2021年秋!? わくわくゲート廃止の可能性も
ホンダのミニバン『ステップワゴン』および『ステップワゴン スパーダ』次期型の情報を、スクープサイト「Spyder7」が入手した。次期型のデザイン、発表時期に迫る。
初代ステップワゴンは1996年にデビュー。箱型デザインとその使い勝手、5ナンバーサイズの扱いやすさなどがファミリー層に大ヒットしブランドを築いた。現行型は5世代目で、エアロモデルの「スパーダ」とともに2015年にフルモデルチェンジ、翌2016年にはコンプリートカーの「モデューロX」が追加設定されている。
同じセグメントでは、トヨタ『ノア/ヴォクシー』や日産『セレナ』などとしのぎを削っているが、現行型は発売から6年が経過し、ライバルに押されている状況。現在はエアロモデルである「スパーダ」がステップワゴンを牽引している形だが、フルモデルチェンジによりステップワゴンとともに反撃する構えだ。
次期型ではボディのワイド化が図られる。フロントマスクは、グリルを大胆に縦長にデザインし、ライバルに負けじと押し出し感をアップ。ヘッドライトは目尻を絞りシャープに、アンダーグリルは両サイドのデュフューザーより前面に押し出したデザインが予想される。
Aピラーは傾斜し、よりスポーティなシルエットに。リアクオーターウインドウは下端が跳ね上がりシャープな印象に。サイドボディは、フロントグリルからリヤまで流れるキャラクターラインが特徴となりそうだ。フェンダーの膨らみも、現行型以上にワイド感を強調するものとなるだろう。
また、現行型ステップワゴンの売りのひとつでもあった「わくわくゲート」の廃止も濃厚だという。一般的なハッチタイプとなるのか、代わりとなる新たなゲートシステムが採用されるのか、注目だ。
次期型では、スパーダの2.0リットル直列4気筒+2モーター「e:HEV」ハイブリッドがキャリオーバーされるほか、ベースとなるステップワゴンにも同ハイブリッドシステムを設定しテコ入れが図られる可能性がある。さらに1.5リットルエンジンが2.0リットルターボエンジンに置き換えられることが予想される。燃費の向上にも期待したい。
安全装備では、最新世代の「ホンダセンシング」が全モデルに標準装備。対象の位置や速度の測定に強いミリ波レーダーと、対象の形や大きさの識別に強い単眼カメラを融合した高精度な検知機能で、安心・快適な運転を支援していく。
ステップワゴン/スパーダ次期型のデビューは最速で2021年10月、あるいは11月あたりが有力だ。