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ロータス エリーゼ スポーツ240ファイナルエディション…25年間の「卓越」という歳月に終止符[詳細画像]

  • 《写真提供 エルシーアイ》
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ロータスを象徴するライトウェイトスポーツカーの一角『エリーゼ』は、ロータスが新たな門出を迎えるにあたり2021年に幕を下ろすこととなった。生産終了に伴い、デビューから25年という歳月の中で推敲された究極バージョンとして、ファイナルエディションが登場した。

ロータス・エリーゼ・ファイナルエディションは、同社のセオリーに沿いスーパーチャージャー付き1.8リットル4気筒エンジンを小型かつ軽量なボディにミッドマウント。キャリブレーションによって23psのパワー増により、最高出力243ps、最大トルク244Nmを発生させ、1トンあたり263.6psのパワーウェイトレシオを実現。0-100km加速は4.5秒となっている。

フロント16インチ、リア17インチの10スポークアンスラサイト軽量鋳造アルミホイールを標準装備し、エリーゼスポーツ220の標準ホイール比で1本当たり0.5kgの軽量化を実現。タイヤは、横浜ゴムの『Advan Sport V105』が組み合わされる。オプションには、フロントアクセスパネルやテールゲート、シルカバー等のカーボンパネル、リチウムイオンバッテリー、ポリカーボネート製リアウィンドウを設定。全ての軽量オプションを選択することで、エリーゼスポーツ240の重量を24kg軽量化することが可能だ。

ファイナルエディションには、従来のダイアルセットに加え、新たにデジタル速度の読み取りとエンジン速度バーを映し出すレースカースタイルを搭載する選択式のTFTデジタルダッシュボードを搭載されている。足元のクリアランスを作り出し、乗り降りのし易さを改善するべくフラットボトムデザインに変更されたステアリングホイールは革とアルカンターラで覆われている。ファイナルエディションであることを示すビルドプレートに加え、新たなシートトリムやステッチパターンも装備している。

エクステリアカラーにはロータスとエリーゼのヘリテージに基づいた新色が導入された。追加されたのは、1996年に初公開された最初の生産車両の外装色であるアズールブルー、成功を収めたエリーゼのワンメイクレース「Autobytel Lotus Elise Championship race series」時のモータースポーツ部門のブランドカラーであるブラック、1995年に開催されたフランクフルトモーターショーで披露されたショーカーカラーへのオマージュであるレージンググリーンの3色だ。

ロータス・エリーゼ・スポーツ240 ファイナルエディションの価格は777万7000円である。