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Eタイプ 生誕60周年記念、ジャガー Fタイプ に限定モデル2種設定
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガー『Eタイプ』の生誕60周年を記念し、『Fタイプ』をベースとした特別仕様車「Fタイプ ヘリテージ 60 エディション」と「Fタイプ ヘリテージ V6 エディション」を設定し、2月1日より受注を開始した。
Eタイプは1961年3月のジュネーブモーターショーで初公開されたジャガーを象徴するスポーツカーだ。横開きのリアハッチを持つクーペと、ソフトトップのコンバーチブルという2つのボディスタイルを用意。マルコム・セイヤーが航空力学を応用して完成させたフォルムは、見る人すべてを虜にした。
今回、EタイプのDNAを受け継ぐFタイプの特別なモデルとして、Fタイプ ヘリテージ 60 エディションを、SVビスポークが世界限定60台を生産し、そのうちの6台を日本に導入する。
ヘリテージ 60 エディションは、最上位グレード「Fタイプ R クーペ P575」をベースとし、1960年代以降使用していなかったEタイプのオリジナルカラー「シャーウッドグリーン」をエクステリアカラーに設定。インテリアも現行Fタイプでは設定のない「キャラウェイ/エボニー」のドュオトーンウィンザーレザーを採用している。ヘッドレストにはEタイプ60周年記念ロゴをエンボス加工で施しているほか、60台分の1であること示す「SV BESPOKE ONE OF SIXTY」を記載したプレート、Eタイプのリアビューミラーケーシングのデザインからインスパイアされたアルミニウムコンソールフィニッシャーなど、数々の特別装備を施している。価格は誕生年の1961年にちなみ1961万円に設定した。
Fタイプ ヘリテージ V6 エディションは、日本市場向けに企画した特別仕様車。60周年の「6」にちなんで、ジャガー最後の3.0リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載した「Fタイプ R-ダイナミック P380」をベースモデルに採用した。運転から得られる非日常感、特別な空間、エモーショナルなサウンドにフォーカスし、フルエクステンデッドレザーのインテリア(タン)、ジャガーエンジンが奏でる音を堪能できるアクティブスポーツエキゾーストシステム、最高品質の音響を提供するメリディアンサラウンドサウンドオーディオシステムなどを装備する。
エクステリアカラーはユーロンホワイト、サントリーニブラック、インダスシルバー、フィレンツェレッド、ブリティッシュレーシンググリーンの5色から選択可能。限定30台で価格は1398万円。