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トヨタ究極のワゴン登場か!?『カローラツーリングGRMN』を大予想
トヨタのステーションワゴン『カローラツーリング』に、ハイパフォーマンスモデル「GRMN」が設定されることが濃厚だ。スクープサイト「Spyder7」がその姿に迫る。
カローラツーリングは2019年に登場。日本では「カローラフィールダー」の後継モデル、欧州では日本仕様とはボディサイズの違う「カローラ・ツーリングスポーツ」として発売され「オーリス・ツーリングスポーツ」の後継モデルにあたる。
シャープなLEDデイタイムランニングライトをはじめとしたスポーティなエクステリアと、ワゴンの実用性を両立するモデルだ。ハッチバックの「カローラスポーツ」、セダンと同様にTNGAプラットフォームを採用し、基本走行性能の高さが評価されている。
トヨタのハイパフォーマンスブランドであり「Gazoo Racing」のイニシャルを起源とするGRブランド。最近では『ヤリス』に設定されたハイパフォーマンスハッチ『GRヤリス』でその名を轟かせている。そのGRの頂点に位置するモデルに冠されるのが「GRMN(GRマイスター・オブ・ニュルブルクリンク)」で、カローラツーリングに設定されるのだという。
パワートレインは、GRヤリスが搭載する1.6リットル直列3気筒ターボエンジンを共有し、最高出力272psを発揮する。トランスミッションは6速iMT(インテリジェント・マニュアルトランスミッション)が組み合わされる。また前後駆動力を可変できるスポーツAWDシステム「GR-FOUR」もGRヤリスから流用されると思われる。
エクステリアを予想してみよう。GRシリーズの特徴である、冷却性能向上に貢献する大口径マトリックスグリルの装着は確実だ。走行性能アップと安定を目指した大型アンダースポイラー、サイドアンダースカート、リアスポイラーも装備されるだろう。また大型の両サイドディフューザーは、ヘッドライトのラインに合わせたシャープなデザインとし、グリル上部は敢えてボディを被せ、またライトレンズもスモーク調にすることで精悍な顔つきとした。
トヨタ究極のワゴン、カローラツーリングGRMNのデビューは2021年9月と予想する。また、ハッチバックの『カローラスポーツGRMN』の発売も濃厚だという。