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プジョー 3008 改良新型発売、トータル出力300psのPHEVモデル投入
グループPSAジャパンは、プジョーのCセグメントSUV『3008』改良新型を1月27日より発売する。
改良新型はフロントフェイスを刷新するとともにADAS(先進安全支援システム)を強化。さらにプジョー初となるプラグインハイブリッド4WDを設定した。価格は397万6000円より。PHEVモデルの「GTハイブリッド4」は565万円。
◆エレガンスなフレームレスのフロントフェイスを採用
3008改良新型はフロントグリルをフレームレスとし、ヘッドライト、バンパーと融合。LEDデイタイムライトは新世代プジョーのデザインコードであるセイバー(サーベルの意)と呼ばれる牙状のものとし、エレガントかつダイナミックな意匠となっている。
GTではフルLEDヘッドライトとなり、リアフォグ点灯時に光度、角度を自動調整するフォグモードを備える。また、ヘッドライトユニット内側にスタティックコーナリングライトを内蔵し、夜間の安全性を高めている。フロントフード先端には「3008」のエンブレムを配置し、新世代プジョーであることを強調。三条のLEDが赤く光る3D LEDリアコンビランプはシーケンシャルインジケーターを採り入れ、視認性を高めている。
◆全グレードに新シート採用
インテリアには最新の「i-Cockpit」を引き続き採用する。ステアリングホイール奥のデジタルヘッドアップインストルメントパネルには、コントラストを高めた12インチ大型ディスプレイを採用。センターディスプレイ下に配置した7つのピアノ状トグルスイッチは各主要機能のショートカットとなっており、ハザードランプ、ドアロック、前後デフロスターなどにすばやくアクセスできる。
また、全グレードのシートを刷新。「GTハイブリッド4」にはアルカンタラ&テップレザーのライトグレー基調のシート、「GT(ディーゼルおよびガソリン)」にはアルカンタラ&テップレザーのダークグレー基調の表皮を使用。これらはフロントシートヒーター、運転席メモリー付きパワーシートとマルチポイントランバーサポートシートとなっている。
◆プジョー初のPHEV 4WDを設定、0-100km/h加速5.9秒
パワートレインは、1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ(最高出力180ps/最大トルク250Nm)と2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ(最高出力177ps/最大トルク400Nm)に加え、プジョー初のプラグインハイブリッド4WD「GTハイブリッド4」を設定する。
GTハイブリッド4は、高回転域を伸ばした1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ(最高出力200ps/最大トルク250Nm)とPHEV専用トランスミッションe-EAT8を組み合わせ、フロントに110ps/320Nm、リアには112ps/166Nmの電動モーターを搭載。プジョー市販モデル最強となるトータル出力300ps/520Nmを実現し、0-100km/h加速5.9秒(欧州参考値)という高い動力性能を発揮する。
ドライブモードは4種類を搭載する。電力のみで走行するゼロエミッションモードでは、最高速度135km/h、航続距離は69km(JC08モード)。バッテリーは普通充電のみに対応し、200V/3kWで約5時間、200V/6kWで約2時間半で満充電となる。また、遠隔で充電やエアコンの操作ができる無料アプリも提供する。