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BMW開発車両がズラリ冬テスト…X3M 改良新型、リフレッシュされたLED鮮明に
BMWは現在ハイパフォーマンス・コンパクトSUV『X3M』改良新型を開発しているが、その最新プロトタイプに大接近、ディテールを鮮明に捉えた。
現在スウェーデン北部の山中では、多くのメーカーが新車テストを行っているが、中でもBMWは開発ラッシュとなっている。今回の撮影では、「X3M」を先頭に『X4M』、『M4コンバーチブル』、さらに後ろには『M4クーペ』を従えた車列を見ることができた。
今回はX3Mに焦点を当てるが、改良新型ではキドニーグリルが若干拡大されるほか、コーナーエアインテーク、リアバンパー、LEDテールライトなども新設計される。また現行モデルのC型とは異なる刷新されたLEDデイタイムランニングライトを鮮明に撮影することができた。
キャビン内は不明だが、最新ソフトウェアをインストールした、より大型のインフォテインメントシステムが搭載されるとのことだ。また新しいギアシフター、アップデートされたiDriveコントローラーを採用することでM3、M4の後を追う。
ベースモデルX3のパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをはじめ、2.0リットル直列4気筒ターボエンジン+電気モーターのPHEVなどが引き続きラインアップされる。またX3Mでも最高出力479ps、最大トルク598Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンがキャリオーバーされるほか、「コンペティション」仕様では、最高出力510psを発揮する見込みだ。
X3M改良新型のデビューは2021年内となるだろう。