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日産、Zの次は超高級ミッドシップを計画か? MR2後継の対抗モデルを大予想
2020年9月、新型『フェアレディZ』のプロトタイプを発表した日産自動車が、これとは異なる新たなスポーツカーを計画している可能性があるという。スクープサイト「Spyder7」が入手した情報によると、その新型スポーツカーは超高級ミッドシップモデルであるという。
Spyder7は、数年前に日産版の「アルピーヌA110」が開発中との噂を伝えていた。当時パワートレインは、ルノー日産アライアンスが開発する1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンと予想していたが、2.5リットル~3.0リットルのV型6気筒級エンジンを搭載する超高級ミッドシップモデルとなる可能性があるようだ。
日産のミッドシップ・スポーツと言えば、1987年に公開され今も語り継がれるコンセプトカー『MID4 II』を思い出す。最高出力330馬力のV型6気筒DOOHCツインターボ+インタークーラーを搭載する4WDスポーツは、その流麗なスタイリングと相まって多くのスポーツカーファンの心を惹きつけた。
しかし高性能ゆえに高価格化は避けられず市販化は見送られた過去があり、日産ミッドシップ・スポーツの夢が30年以上の時を超えて叶えられるかもしれない。
エクステリアは、スーパーカー的なシルエットをまとった、流線的デザインという情報が入っている。トップの画像は予想CGだが、ヘッドライトからフロント、リアへつながる膨身も迫力あるサイドラインを採用、サイドアンダーには、エンジンの吸気口デザインも大胆にカット。フロントはグリルレス、アンダースポイラーはF1をイメージさせるデザインも予想される。ネオレトロ調なフェアレディZに対し、未来感のあるスーパースポーツ的な印象となりそうだ。
ライバルとなるトヨタも、同じくミッドシップの『MR2』後継モデルに着手しているとみられている。こちらも当初予想されていた2.0リットル水平対向4気筒エンジン+電気モーターのPHVから軌道修正し、3.0リットルV型6気筒エンジンを搭載する高性能スポーツになると噂されており、実現すればガチンコの対抗モデルとなりそうだ。
日産高性能ミッドシップの登場は、順調に開発が進めば2024年と予想される。