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レクサス ES 新型、デジタルアウターミラー用ECUはデンソーが開発 ミラーレス化に貢献
デンソーは、ドライバーの視認性を向上させ、車両の安全性能向上に貢献するデジタルアウターミラー用ECUを開発。レクサス新型『ES』に採用され、量産車世界初のデジタルアウターミラー製品化を実現している。
デジタルアウターミラーは、従来の光学ミラーに比べ、視界の拡大や悪天候時の視認性向上など、車両の安全性向上に貢献できる技術として期待されている。デンソーはカメラやレーダー等による車両周辺の環境認識技術の開発に注力しており、そこで培った画像処理技術を生かし、今回、初めてデジタルアウターミラー用のECUを開発した。
デジタルアウターミラーは、カメラ、ECU、ディスプレイで構成され、そのうちECUは、カメラで撮影された映像を、各種車両情報に基づいてリアルタイムに処理、制御。
運転状況や周辺状況に合わせて車室内左右に設置されたディスプレイに表示。ウィンカー操作や後進時のシフト操作と連動し、後方の左右映像をより広く表示させることで、ドライバーの視認性を高める。また日中のトンネルなど、明暗が混在する場合でも、周辺の明るさや速度変化など車両から得られる情報を用いて周辺環境を推定。カメラが取り込む光量が最適化し、周辺環境に適した視界を提供する。