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【シトロエンC3 改良新型】フロントフェイスを刷新して発売 価格は235万円より
グループPSAジャパンは、シトロエンのコンパクトカー『C3』をモデルチェンジし、1月7日より発売する。価格は235万円から269万9000円。
◆最新デザインコードを取り入れたフロントフェイス
C3改良新型は、パリモーターショー2016で発表されたコンセプトカー『Cエクスペリエンス』にインスパイアされた新しいフロントフェイスを採用。ブランドロゴ「ダブルシェブロン」から伸びるクロームはLEDデイタイムランニングライトにまで広がり、ワイド感を強調する。
ボディサイドのプロテクター「エアバンプ」はワイドにデザインを一新。3つのカプセルのセットで構成され、ボディワークを保護するとともに、C3改良新型の個性を補完する。リアクオーターパネル、Cピラーのステッカーはエアバンプのパターンを反復。サイドビューに統一感を持たせ、新フロントフェイスとあいまって、ダイナミズムと力強さを加えている。
◆アドバンストコンフォートシートを初採用
インテリアでは、さらなる快適性のためにアドバンストコンフォートシートをエメラルド内装仕様に初採用した。シート生地裏に特別なフォームを配することで、身体とシートの当たり感を改善。生地裏フォームのボリュームも従来の2mmから15mmへと大幅にアップしたことで、しっとりふっかりとした柔らかさを実現し、疲労につながる車体の微震動を吸収する。
また、エメラルドグリーンのアクセント(ボディカラーによる)とモダンでグラフィカルなステッチが視覚的にも心地よい居住空間を演出している。
◆先進運転支援システムや安全装備を充実
C3改良新型は安全装備も充実。新デザインのLEDヘッドライトを全グレード標準装備し、インテリジェントハイビームはマルチファンクションカメラが常に前方の状況を分析。先行車や対向車の有無により、ハイビームとロービームを自動的に切り替え、対向車を幻惑することなく、常に最適な前方視界を確保する。
ブラインドスポットモニターシステムは、走行中、斜め後方の死角に存在する後続車輌を超音波センサーが感知。ドアミラー内にオレンジ色の警告灯を点灯させる。アクティブセーフティブレーキは、前方の車輌や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動。車両および歩行者を検知する。
このほか、車線はみ出しを警告するレーンデパーチャーウォーニングや、制限速度標識を読み取ってクルーズコントロールなどと連動できるトラフィックサインインフォメーション、居眠りを警告するドライバーアテンションアラート、フロント・バックソナー、バックカメラなどを備える。
◆導入記念特別仕様車も設定
パワートレインは最高出力110ps/最大トルク205Nmを発生する1.2リットル3気筒ガソリンターボエンジン(アイドリングストップ付き)と、アイシンAWと共同開発した電子制御6速AT「EAT6」を継続採用する。改良新型ではエンジンマネジメントソフトウェアの最適化により燃費を15%向上。JC08モードで21.0km/リットル、WLTCモードで17.2km/リットルの低燃費を実現している。
グレード展開はエントリーグレード「フィール」、メイングレード「シャイン」に加えデビュー特別仕様「エディション2021」を用意する。エディション2021は、シャインをベースに1インチアップの17インチホイールとルーフステッカーを装備。インテリアにはテックウッド(一台一台木目の異なるプリント)をあしらい、より温かみのあるシックでリビングのような雰囲気を演出する。
シャインはアドバンスドコンフォートシートとカラーアクセントの入ったエメラルド内装と継続仕様のシートのスタンダード内装を各ボディカラーと組み合わせる。フィールはモノトーンルーフ(ボディ同色)とスタンダード内装とシート、16インチスチールホイール、フロントソナーやバックカメラ、ブラインドスポットモニターの有無などが相違点となる。