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運行システムとの連携で自動開閉する「ICTゲート」開発、自動運転バスの専用空間確保
アークノハラは12月16日、自動運転バスなどと連携し、自動開閉する「ICTゲート」を開発したと発表した。
自動運転車両の技術開発が日々進んでいるが、混在交通における自動運転バス(公共交通)の優先走行、円滑な交通と事故の回避には、道路側からの対策も必要だ。
ICTゲートは、車両の侵入を物理的に制御できるゲートに、インターネットを通じてゲートの開閉を制御できる機能を付加した道路側の安全対策施設。無線を使ったインターネット通信で、自動運転車両運行システムと連携してゲートが自動開閉。自動運転バスだけが停留できる専用空間を確保する。また、ロック機能つきキャスター架台で移動も簡単。ソーラパネルを追加することで、商用電源も不要とした。
同社は、年明け以降に予定されている自動運転バス公道実証実験(関東近郊)にて、ICTゲートを自動運転バスの停留所に設置し、自動運転バス専用の空間実現に向けさらなる改良を進めていく。