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小型自動運転車を島内の移動や物流に活用 実証実験を実施へ

  • 《画像提供 パーセプティン》
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大崎上島町スマートアイランド推進協議会は、富士通と「オンデマンド交通技術と小型自動運転車両を活用した島内の新たな交通・物流手段の確立を目指す実証実験」を実施する。

実証実験は12月17日から12月20日まで、広島県豊田郡大崎上島町の白水港と垂水港の区間で実施される。

この区間を移動したい利用者が、ウェブサイトや電話で乗車時間を予約すると、「オンデマンド交通サービス」を介してセーフティードライバーが乗車する自動運転車両に予約情報がコールセンターから連絡され、指定時間に指定場所に迎車する。乗車した港からもう一方の港へ利用者を送迎する流れや、車両運行管理などについて有効性を検証する。自動運転車両への乗車は、 関係者と町民の応募者から選定する。

また、物流でも白水港、垂水港近くの宅配利用者が、両港近くの事業者を想定した宅配品提供者に対して、自動運転車両を使った配送の実証実験について有効性を検証する。

実証実験では、パーセプティンとマクニカが協力して、自動運転技術と低速電動車両を活用した「自動運転プラットフォーム」を提供する。