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メルセデスベンツ SLクラス 次期型はAMG専用モデル!? プロトタイプの内装をスクープ
メルセデスAMGが開発を進める2ドアスポーツオープン、『SL』次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。同時に、その内部の撮影に初めて成功した。SL次期型は『AMG GT』同様にAMG専用モデルとして発売されることになる。
捉えた2台のプロトタイプは、1台が折りたたみ式ハードトップを装っているが、次期型では、ファブリックルーフの採用が濃厚となっている。
初めて撮影されたキャビン内には、一連の最新メルセデスモデルのように連続したインストルメントパネル構成ではなく、フラッグシップセダン『Sクラス』でデビューした、新世代の独立型MBUXインフォテイメントシステムが採用されているようだ。
市販型では、感覚的フィードバックと音声アシスタントを備えた、垂直タイプの12.8インチOLEDタッチスクリーンを搭載、タッチスクリーンの両側にはクロム仕上げの2つの丸いレジスターも確認できる。
フラットボトム・ステアリングホイールの奥には、Sクラス新型のタブレット式ではなく、伝統的なパネル収納タイプの、デジタルインストルメントクラスタを搭載している。またアンビエントライト、レザーステッチ、カーボンファイバーなどいくつかのトリムオプションも期待できるだろう。
エクステリアでは、低いノーズ、ワイドなグリルを装備。タイトなヘッドライトは、車両のセンターに向かい傾斜しているほか、丸みを帯びたエッジを持つボンネット開口部も確認できる。
ラインアップは、最高出力400psを発揮する3.0リットルV型6気筒エンジン搭載の「AMG SL43」、最高出力515psを発揮する4.0リットルV型8気筒エンジン搭載の「AMG SL63」、最高出力604psを発揮するV8ツインターボ搭載の「AMG SL63S」、そして頂点には最高出力800psを発揮する4.0リットルV型8気筒+電気モーターを搭載する「AMG SL73e」が予想される。
SL次期型のワールドプレミアは2021年前半で、発売は同年秋以降のスケジュールとなりそうだ。