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RJCカーオブザイヤーに ヤリス/ヤリスクロス…トヨタ23年ぶり、3度目の受賞[新聞ウォッチ]

  • 《写真撮影 小林岳夫》
  • 《写真撮影 中野英幸》

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

新型コロナウイルスのニュースで明け暮れそうな2020年(令和2年)も残すところあと40日余。この時期になれば、この1年を総括する話題がそろそろ伝えられるところだが、自動車評論家などで構成するNPO法人 「日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)」が2021年次RJCカーオブザイヤーの選考会を開催し、今年発売したニューモデルのうち、最も優れたクルマに贈るRJCカーオブザイヤーにトヨタ自動車の小型車『ヤリス/ヤリスクロス』が選ばれた。

2月に発売した新型ヤリス(旧『ヴィッツ』)は、運転支援技術や低燃費が高く評価され、8月31日に派生車種のSUVタイプのヤリスクロスを投入したことからも、車名別新車販売台数ランキングでは、9、10月と2か月連続で総合首位になるなど、新型コロナの感染拡大で低迷する国内市場でも快走を続けている。

RJCカーオブザイヤーは今年で30回目となるが、トヨタの受賞は第7回の『プリウス』以来、23年ぶり。第3回には『クラウンロイヤル/マジェスタ』も受賞しており、トヨタの受賞は過去3度目となる。

次点には、接戦の末、スズキの『ハスラー』、3位には日産自動車の『キックス』、4位にホンダの『フィット』、5位にスバルの『レヴォーグ』がそれぞれ選ばれた。このうちキックスに搭載された「進化したe-POWER」がRJCテクノロジーオブザイヤー、輸入車の中から選ばれるRJCカーオブザイヤー・インポートはBMW『2シリーズ・グランクーペ』がそれぞれ受賞した。

2020年11月18日付

●エアアジア破産申請、日本法人負債217億円(読売・8面)

●ドコモへのTOB成立、NTT、年内に完全子会社化(朝日・9面)

●企業とスポーツ、都市対抗野球出場トップに聞く、トヨタ自動車豊田章男社長「熱いプレーで感謝表現」(毎日・6面)

●パナソニック再編「稼ぐ力」集約、持株会社制移行、家電や車載電池 4事業を柱に(産経・11面)

●大卒内定率69.8%10月、5年ぶりに7割切る(日経・1面)

●世界で株高、債券から資金(日経・3面)

●自公とも連携検討、全トヨタ労連、次期衆院選にらむ(日経・4面)

●車、今後はソフトで稼ぐ、VW、投資倍増3.3兆円、機能アップデート型へ(日経・13面)

●テスラ、S&P500銘柄に、採用時で最大、時価総額40兆円(日経・13面)