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【マツダ MX-30 まとめ】心地よさと求めやすさを両立する…価格やデザイン、試乗記
マツダの新たなコンパクトSUV『MX-30』。欧州ではEVモデルを既に展開しているが、日本にはマイルドハイブリッドモデルからの導入となる。CXシリーズとは異なるデザインラインを採り、フリースタイルドアや新素材を採用したインテリアなど多くの特徴を抱えている。
目次 e-SKYACTIV G搭載のマイルドハイブリッドモデル発売、価格は242万円よりマイルドHVから登場した理由…需要動向や求めやすさ配慮プレーンかつサスティナブル、マイルドハイブリッド搭載のコンパクトSUV…価格は242万円から[詳細画像]気になるポイント…価格、EV、ロータリーレンジエクステンダー、ターゲット開発当初から手が届きやすい価格のマイルドHV投入を想定…竹内都美子主査[インタビュー]これまで使ってきたものを使わずにマツダらしさを表現する“禅問答”…松田陽一チーフデザイナー[インタビュー]【試乗】気持ちが整う世界観と“心地いい系”の走り…島崎七生人【試乗】安心感のある走りに、上質なムードを加えたような乗り味…片岡英明【試乗】再びマツダが息を吹き返す起爆剤となりそう…中村孝仁
e-SKYACTIV G搭載のマイルドハイブリッドモデル発売、価格は242万円より
マツダは7月31日、新世代商品群の第3弾となるコンパクトSUV『マツダ MX-30』マイルドハイブリッドモデルを10月8日より発売する。
価格はFFが242万円、4WDが265万6500円。装備グレードは1機種のみの設定とするが、必要な装備をニーズや嗜好にあわせて選択できる「ユア・オリジナル・チョイス」を用意。また、創立100周年スペシャルロゴや360°セーフティパッケージ、ボーズサウンドシステムなどを装備する100周年特別記念車(FF:315万7000円、4WD:339万3500円)も発売する。
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マイルドHVから登場した理由…需要動向や求めやすさ配慮
マツダは10月8日、新型コンパクトSUVの『MX-30』を同日に売り出すと発表した。欧州では9月に電気自動車(EV)モデルを発売しているが、日本はマイルドハイブリッド車(HV)からの投入となった。
HVシステムは、2.0リットルの直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」との組み合わせで構築しており「e-SKYACTIV G」と呼んでいる。モーターは最高出力6.9PS、バッテリーは24Vのリチウムイオン電池9個を採用し、容量は10Ahとしている。車体サイズは全長4395mm、全幅1795mm、全高1550mmで、センターピラーがなくドアが観音開きとなる開放的な「フリースタイルドア」を採用した。
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マツダMX-30
プレーンかつサスティナブル、マイルドハイブリッド搭載のコンパクトSUV…価格は242万円から[詳細画像]
「東京モーターショー2019」にてマツダ初の量産EVとして登場したコンパクトSUV『MX-30』だが、日本導入はマイルドハイブリッド搭載モデルからとなる。
ボディサイズは、全長4395×全幅1795×全高1550mm。ホイールベースは2655mmで、同社のコンパクトクロスオーバー『CX-30』とほぼ同サイズだ。
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マツダ MX-30 マイルドハイブリッドモデル セラミックメタリック(3トーン)(左上)、ソウルレッドクリスタルメタリック(3トーン)(右下)
気になるポイント…価格、EV、ロータリーレンジエクステンダー、ターゲット
マツダ『MX-30』の国内市場における販売開始が8日、正式発表された。導入されたのはマイルドハイブリッドであり、なぜ欧州のようにEVではないのか。販売方法やマーケティングは? 発表内容から気になるポイントをいくつか紹介する。
なぜマイルドハイブリッドからの市場投入なのか
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開発当初から手が届きやすい価格のマイルドHV投入を想定…竹内都美子主査[インタビュー]
マツダ初の量産ピュアEVとして2019年の東京モーターショーでベールを脱いだ『MX-30』は、これまでの「CX」シリーズとは似て非なる新しいクロスオーバーSUVである。そして日本で最初に発売されるのが、エンジンを積んだマイルドハイブリッドモデルであることにも驚かされた。
その開発主査を務めた竹内都美子氏に、MX-30開発と発売の狙い、そしてこれからの展望について聞いた。
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マツダ MX-30 開発主査の竹内都美子氏
これまで使ってきたものを使わずにマツダらしさを表現する“禅問答”…松田陽一チーフデザイナー[インタビュー]
マツダ『MX-30』は、「ヒューマンモダン」をコンセプトとしたクロスオーバーSUVだ。観音開きのフリースタイルドアを採用し、これまでにないインテリア素材を採用するなど、内外装のデザインにおいても新たなアプローチを行っている。その表現の意図や開発の経緯を、チーフデザイナーの松田陽一氏に聞いた。
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【試乗】気持ちが整う世界観と“心地いい系”の走り…島崎七生人
自然体のアプローチから生まれた『MX-30』
「気持ちが整い、とにかくお客様に笑顔になっていただきたい、それが私たちの願いなんです」と開発主査の竹内都美子さん。クラス1番の走りを目指して……といったベクトルとは別の、自然体のアプローチから生まれたクルマがこの『MX-30』だ。
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マツダ MX-30
【試乗】安心感のある走りに、上質なムードを加えたような乗り味…片岡英明
マツダ『MX-30』は2019年10月の東京モーターショーでベールを脱いだ。マツダ初のバッテリーEV(電気自動車)として注目を集めたが、2020年7月末にはマイルドハイブリッドの存在が明らかになったのである。発売前に2度の衝撃を与えたMX-30が正式発表され、試乗する機会を与えられた。マルチソリューション戦略を採るクロスオーバーSUVのMX-30は、これまでの「魂動(こどう)」デザインとは違うデザインテイストを採用し、ドアは観音開きのフリースタイルドアだ。インテリアも開放感に包まれる新鮮さを感じさせる。
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【試乗】安心感のある走りに、上質なムードを加えたような乗り味…片岡英明 画像
マツダ MX-30(ポリメタルグレー、メタリック+3トーン、2WD)
【試乗】再びマツダが息を吹き返す起爆剤となりそう…中村孝仁
折角の試乗会なのに雨である。それも時折雨粒が写真に映り込むだろうなぁ…という程度の。気を取り直して撮影ポイントを探しがてら、乗り出してみた。
マツダ『MX-30』はスカイアクティブ・ヴィークル・アーキテクチャという新しいプラットフォームの元に構築されたモデル。同じアーキテクチャを使うのは『マツダ3』、『CX-30』に続いてこれが3車種目だ。
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【試乗】再びマツダが息を吹き返す起爆剤となりそう…中村孝仁 画像