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いすゞ mu-X、7年ぶりのフルモデルチェンジ…11月9日よりタイで発売
いすゞ自動車は、7人乗りSUV『mu-X』を7年ぶりにフルモデルチェンジし、11月9日よりタイ国内を皮切りに世界各国へ順次販売していく。
mu-Xは、昨年フルモデルチェンジしたピックアップトラック『D-MAX』の派生車として、優れた悪路走破性と耐久性、牽引性能が評価され、タイを中心としてアセアン地域、豪州など、世界60か国以上で多くのユーザーの支持を集めている。今回のフルモデルチェンジでは、「Robust and Exclusive」を開発コンセプトとし、いすゞの強みである耐久信頼性、燃費性能、安全性能を確保しつつ、快適性、高級感を高め、所有する喜びを味わえる車を目指した。
新型mu-Xは、無駄のない合理的なパッケージで居住空間とスタイルを両立し、室内空間の広さを向上。樹脂リフトゲートの採用や高張力鋼板の採用拡大、合理的な結構で軽量かつ強固な車体構造を実現した。
D-MAX譲りの耐久信頼性や燃費性能、安全性能、牽引性能に加え、室内騒音の改善と操縦安定性、および乗り心地の向上を図った。内装質感向上およびシートの乗り心地改善で、居住スペースとあわせ、快適な空間を実現。電動パーキングブレーキ、電動リフトゲート等を採用し、使い勝手を向上させた。
エクステリアは「Emotional and Solid」をコンセプトに、足回りの力強さを強調したボディと、のびやかで流麗なキャビンで構成し、スポーティで堂々とした佇まいを持つスタイルとした。フロントフェイスはBi-LEDプロジェクターを採用し、鋭い印象のヘッドランプと緻密な造形を施したフロントグリルにより、洗練された上級感を表現。リアエンドは、シャープな造形と細部まで造り込んだテールランプにより、先進感のあるデザインとした。
インテリアは「Solid and Elegant」をコンセプトに、インストルメントパネルは、中央に配置された大型ディスプレイを跨ぎ、左右へ伸びる抑揚のある造形とセンタークラスターからフロアコンソールまでの連続感のある造形で構成し、力強さと上級感を両立。メーターやスイッチなどの細部の造形に加え、加飾素材の組み合わせなど内装の質感にもこだわり、より上質な室内空間を実現した。