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ZF、3Dの車内モニターシステム開発中…自動運転か否かを判断

ZFは10月15日、3Dの自動車インテリアモニターシステムを開発していると発表した。自動運転時代の到来を見据えた技術となる。

3Dの自動車インテリアモニターシステムでは、室内のカメラがドライバーが運転操作を行っているのか、それとも運転操作を車両に任せる自動運転モードなのかを検出。これにより、緊急時にドライバーが迅速に運転操作を再開できるかどうかを判断する。

また、システムは乗員の位置を検出。万一の事故の際、シートセンサーとともに、エアバッグやシートベルトプリテンショナーの作動速度を判断する。室内のカメラは、シートベルトバックルセンサーの機能を補完し、乗員が適切にベルトを着用しているかどうかを確認する。

さらに、このシステムは、子どもの車内放置による死亡事故の防止にも貢献。システムが車内に取り残されている子どもを検知すると、車の所有者のスマートフォンに連絡すると同時に、車内温度を下げるために自動的に窓を開け、ホーンや緊急フラッシャーを作動させて、周囲に助けを求める。

なお、ZFは3Dの自動車インテリアモニターシステムを2021年後半から生産する計画、としている。