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ジープ チェロキー 改良新型、デザイン刷新や新エンジン投入など 429万円より
FCAジャパンは、ジープ『チェロキー』を大幅改良し、10月20日より販売を開始する。
発売当初は、快適性に優れた「リミテッド」に加え、導入限定車「ロンジチュード・ローンチエディション」を導入。ベースグレード「ロンジチュード」、悪路走破性に優れた「トレイルホーク」は来春導入を予定している。
今回のマイナーチェンジでは、「グランドチェロキー」を頂点とするプレミアム系モデルの最新デザインを取り入れ、精悍な外観へ刷新した。またApple CarPlay/Android Autoに対応した第4世代Uconnectシステムを採用したほか、足先によるジェスチャーだけでリアゲートを開くことができるハンズフリーパワーリフトゲートをジープブランドとして初採用。さらにヘッドライト、デイタイムランニングライト、フォグライト、テールライトのすべてをLED化するなど、最新機能を全グレードに装備した。
またエンジンも刷新し、エントリーモデルのロンジチュードには、最高出力177ps、最大トルク229Nmを発生する改良型2.4リットル直列4気筒エンジンを搭載。スタート&ストップ機能の採用やエアインテークの改良により、燃費向上やノイズ・振動の低減を実現した。リミテッドとトレイルホークは、最高出力272ps、最大トルク400Nmを発生する新設計の2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載。ツインスクロール式ターボチャージャーの搭載により、低回転から優れたレスポンスを発揮する。いずれもパドルシフト付9速ATとの組み合わせとなる。
安全面では、クラッシュミティゲーション(自動ブレーキ)付の前面衝突警報に新たに歩行者検知機能を付加したほか、縦列駐車時などに車両側面の障害物を検知する側面距離警報を全車標準装備。設定速度を超えるとエンジン出力を下げて速度超過を防ぐアクティブスピードリミッターも備え、安全運転をサポートする。
発売当初より導入するリミテッドでは、レザーシートの採用や、後退時の安全確認をサポートするリバース連動チルト機能付ドアミラーや、乗降時にシートが後ろへスライドし、乗り降りをしやすくするイージーイグジットシート機能を装備し、快適性を向上させた。
導入時のみの限定車となるロンジチュード・ローンチエディションは、レザーシートとフロントシートヒーターといった豪華装備のほか、スライディングリアシート、リアディープティンテッドガラス、セキュリティアラームといった機能装備も充実させている。ボディカラーは、ダイアモンドブラッククリスタルP/C、ブライトホワイトC/Cの2色を設定。内装色はいずれもブラックで、各100台の限定となる。
価格はロンジチュード・ローンチエディションが429万円、リミテッドが479万円。