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第2回自動運転AIチャレンジ決勝、オンラインシミュレーションで開催へ
自動車技術会は、「第2回自動運転AIチャレンジ決勝」を9月23日~11月6日(予定)に開催すると発表した。
自動運転AIチャレンジは、自動車業界に関わるAI・IT技術者の発掘育成を目的として、産官学が協力して開催。当初は6月14日に東京大学生産技術研究所附属千葉実験所(柏キャンパス内)で実車を使用し「認識部門」と「制御部門」の競技を行う予定だった。しかし、新型コロナウィルス感染防止の観点から、実車競技を中止し、両部門をまとめてオンラインシミュレーションで決勝を実施することに決定した。
オンラインシミュレーションは、コロナ禍でフードデリバリーサービスの需要が急増する中、物流と交通安全また感染防止の観点からも実現が期待される自動運転車での配達がテーマ。参加者はプログラムを提出し、自動運転車でいくつかの課題をクリアしながら注文品を損なうことなく迅速丁寧に届ける、というタスクをオンライン上のシミュレータで競う。
なお、「認識部門」は経済産業省主催「第2回AIエッジコンテスト」上位チームの招待、「制御部門」は本会主催オンラインシミュレーション予選通過チームの参加を予定しており、現在参加意思を確認している。