注目の自動車ニュース
ドイツの高性能3車に挑む、中国製スポーツセダン 2020年内に発売予定
中国の吉利汽車(Geely Auto)は8月20日、2020年内に発売予定の新型スポーツセダンの『プリフェース』(Geely Preface)のティザー映像を、公式Twitterページを通じて公開した。
中国の自動車大手の浙江吉利控股集団の子会社が吉利汽車だ。浙江吉利控股集団は2010年、ボルボカーズを傘下に収めた。2017年には英国のスポーツカーメーカー、ロータスカーズも傘下に収めるなど、拡大路線を歩んでいる。また、浙江吉利控股集団は2018年2月、ダイムラーの全株式の9.69%を取得し、筆頭株主になった。ダイムラーとの間で折半出資による合弁会社を設立し、次期スマートのEVを共同開発することも決まっている。
この吉利汽車の新型スポーツセダンとして、2020年内に発売されるのが、プリフェースだ。プリフェースには、ボルボカーズと共同開発された「CMA」車台を使う。CMAとは、「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー」を意味する。ボルボカーズが小型車用に開発した新しいプラットフォームだ。
プリフェースのティザー映像には、ポルシェ『パナメーラ』、BMW『M4クーペ』、メルセデスAMG『C63クーペ』を起用した。ワインディングロードにおいて、ドイツプレミアムの3台の高性能モデルに勝負を挑むという内容だ。
#Geely Auto's next CMA-based car is dropping Q4 this year, the Geely Preface. Take a look for what to expect#CMA #preface #carscoops pic.twitter.com/95xHJxhLqh— Geely Auto (@GeelyGlobal) August 20, 2020