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羽田空港に自動運転車椅子など導入 ソーシャルディスタンス確保
羽田空港の旅客施設を運営管理する日本空港ビルデングは6月8日、新型コロナウイルスの感染拡大対策の一環として自動運転車椅子(人搬送自動運転システム人搬送自動運転システム、WHILL)、 遠隔案内 ロボット(インディアソシエイツ)、消毒ロボット(サイバーダイン)の、3種類のロボットを導入すると発表した。
自動運転車椅子はWHILL製のもの。自動運転システムを搭載したパーソナルモビリティ自体が自動で搭乗ゲートまで顧客を輸送、乗客とスタッフの双方のソーシャルディスタンスを確保する。空港における人搬送用途での自動運転パーソナルモビリティの実用化は世界初となる。
遠隔案内ロボット「MORK空港モデル」はインディアソシエイツ製のもも。2016年から羽田空港で実証実験を繰り返してきたが、今回これまでの実証データを基にカメラやマイクの性能を向上、外形デザインを一部変更した新型機種として完成したことから正式導入する。
自律走行型の消毒作業ロボットはサイバーダインの「CL02消毒作業ロボット」。3月に国内空港で初めて導入したが今回、導入台数と稼働範囲を拡大して改めて正式導入する。