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ダイハツ、新型小型商用車『グランマックス』を日本市場へ投入 初の海外生産車

  • 《画像:ダイハツ工業》
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ダイハツ工業は、新型小型商用車『グランマックス・カーゴ』『グランマックス・トラック』を発表、9月4日から販売を開始する。

グランマックス・カーゴ/トラックは、インドネシアの現地法人であるアストラ・ダイハツ・モーター社で生産。日本向けにはこれまで、トヨタ自動車へ『タウンエース』『ライトエース』としてOEM供給してきた。今回、タウンエースのマイナーチェンジに伴い、ダイハツブランドとして、日本市場に投入。ダイハツが日本で販売する商品としては初めての海外生産車となる。

現在インドネシアでは、『グランマックス・ミニバス』『グランマックス・ピックアップ』として販売しているが、今回日本で発売するグランマックス カーゴ/トラックには、新開発の小型車用エンジン「1.5リットル2NR-VE」を搭載する。可変バルブタイミング機構「Dual DVVT」を採用し、優れた燃費性能ながら力強いトルクフルなゆとりある走りを実現。また、前席下にエンジンを配置するフロントミッドシップレイアウトとしたことで、理想的な前後重量配分とし、高速域やカーブでも高い走行安定性を発揮する。

また新型軽クロスオーバー『タフト』に続き、新開発のステレオカメラを採用した予防安全機能「スマートアシスト」を搭載。夜間の歩行者にも対応する衝突回避支援ブレーキ機能や、ペダルを踏み間違えた際の急発進を抑制するブレーキ制御付誤発進抑制機能(AT車)、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームなど、6つの機能で、安全・安心をサポートする。

グランマックス・カーゴは、床面地上高620mmの低床フロアと広いバックドア開口部により、荷室への荷物積み下ろしのしやすさを実現。またドア開口幅790mmの両側スライドドアにより、狭い場所でも荷物の積み下ろしができる。最大荷室長は2045mm(2名乗車時)。荷室は隅々まで荷物を積載できるスクエアな空間とし、段ボール箱から背高の荷物、家具などの大型荷物まで、多彩な積載が可能だ。

グランマックス・トラックは荷台フロア長2480mmのスクエアでフラットな広い荷台スペースにより、様々な業種にとって便利な荷台を実現。またアオリ高は360mmとし、20個設定したロープフックにより、しっかりと荷物を固定できる。最大積載量はグランマックス カーゴが750kg、グランマックス トラックが800kg。ともに最小回転半径4.9mとし、狭い道などでの取り回しのしやすさを実現する。

トランスミッションは5MT/4AT、駆動方式は2WD/4WDをそれぞれ用意。価格はグランマックス・カーゴが197万5000円から234万7000円、グランマックス・トラックが178万7000円から212万9000円。