注目の自動車ニュース

メルセデスベンツ EQS、市販モデルは「Sクラス」と差別化…リフトバックに四輪操舵採用か

  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《APOLLO NEWS SERVICE》

メルセデスベンツが開発を進める新型EVセダン、『EQS』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

「ヴィジョンEQS」の市販型にあたり、フラッグシップセダン『Sクラス』次期型のEV版となるのがEQSだ。「EQ」シリーズは電動モデルに特化したブランドで、すでにSUVの『EQC』を発売。今後『EQB』、『EQE』などの展開が予想されている。

立ち位置としてはSクラスのEV版であるが、ボディスタイルはSクラスと大きく異なる可能性がある。捉えた最新プロトタイプをみるとBピラー以降が傾斜している。市販型では、テールゲートを備える優雅なリフトバックスタイルとなるだろう。

左のフロントフェンダー上部には、充電口らしき形状も確認できる。またドアハンドルが偽装されており、Sクラス次期型と同じくポップアップドアハンドルの採用が濃厚と言えそうだ。

EQSはSクラスの「MRA」と異なる「MEA」アーキテクチャを採用、4WS(四輪操舵)が搭載されるという。低速時には後輪が前輪とは逆位相に切れ、狭い道路を通過するときや駐車するときの操縦性を向上させる。高速での車線変更時などには、後輪を前輪と同じ方向に動かすことで、車両の安定性を向上させる。

キャビン内は、デジタルゲージクラスタを始め、センターコンソールから上向きに傾斜したタブレットスタイルの独立型インフォテイメントスクリーン、アンビエント照明を搭載するなど、次期型Sクラスと同様のレイアウトが予想されている。

EVユニットは、各車軸に1基ずつ、2つのモーターを装備し、最高出力は450ps以上を発揮。0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを実現する。駆動方式は、電気式全輪駆動が標準となるだろう。またAMGバージョンでは600psに近いパワーが予想され、航続距離は310マイル(500km)を超えると噂されている。

EQS市販型のデビューは最速で2020年内、あるいは2021年前半と予想されており、市場ではポルシェ『タイカン』、アウディ『e-tron GT』、ジャガー『XJ』次世代型などプレミアムEVサルーンと戦うことになる。