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日本市場投入の可能性は…フランスのDNA受け継いだオペルの小型SUV「モッカX」を激写
オペルのサブコンパクト・クロスオーバーSUV、『モッカX』の次世代型をスウェーデン北部でカメラが捉えた。オペルは2021年に日本市場への再参入が発表されており、人気セグメントであるモッカX投入の可能性もゼロではない。
モッカは、2012年3月のジュネモーターショーにてワールドプレミアされ、当時はGM傘下として発売された。2016年には、フロントマスクを刷新し車名を『モッカX』に変更。今回は初のフルモデルチェンジとなるが、2017年にプジョーやシトロエンのPSAグループ傘下となっており、次世代型ではフランスのDNAが注ぎ込まれることになる。
次世代型アーキテクチャにはオペル『コルサ』やプジョー『208』、『DS 3 クロスバック』と共有するPSA「EMP1」プラットフォームを採用すると見られる。プロトタイプはフルカモフラージュされているが、強く角度のあるリアウィンドウから現行モデルとは明らかに異なるボディシルエットが見てとれるほか、薄くなったヘッドライトや新形状のグリルも確認できる。
キャビン内は、一新されたダッシュボードパネルを採用。フラットボトムステアリングホイールのほか、インフォテイメントシステムにはオプションでデジタルインストルメントクラスタが提供される。
新プラットフォームとなったことで、電動パワートレインにも対応し、DS初のEV『DS 3 クロスバックE-Tense』とゼロエミッションシステムを共有すると見られている。実現すれば、最高出力136hp、最大トルク260Nmを発揮するモーターを搭載し、0-50km/h加速3.3秒、0-100km/h加速8.7秒のパフォーマンスを発揮する。また50kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電による航続はWLTPサイクルで320kmと予想される。
ワールドプレミアは最速で2020年内とみられ、次世代型では車名から「X」を排除し「モッカ」として最デビューするとも噂されている。